「居酒屋でバイトをしたいけど志望動機はどうやって書いたらいい?」と悩んでいる人は多いでしょう。
バイトに応募する際に志望動機がはっきりしているケースは少なく、
多くの人が「お金を稼ぎたいから」「自宅から近いから」といった理由で応募を検討しているのではないでしょうか。
この場合、どうやって志望動機を考えたら良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は居酒屋バイトに応募する際の志望動機の書き方を解説します。
この記事を読むことで志望動機をスラスラと書けるようになるので、ぜひ参考にしてください。
目次
居酒屋バイトの志望動機を書くうえで大切なポイント
はじめに居酒屋バイトの志望動機を書くうえで大切なポイントを3つ解説します。
これらのポイントを守ることで採用担当者に「この人を雇いたい」と思わせることができるはずです。
「なぜこの店で働きたいのか」を明確にする
まずは「なぜこの店で働きたいのか」「なぜこの店を選んだのか」という理由を明確にしましょう。
そもそも志望動機とは「数あるバイトのなかからなぜこの店を選んだのか」を述べるものです。
これには人それぞれの理由があるでしょう。
例えば「いつも家族で外食をするときに利用していて、
とても良い雰囲気のお店だったから」や「友人と飲みにきたときに料理の美味しさに心惹かれたから」などが挙げられます。
このように面接担当者を納得させる理由を考えてみると、
魅力的な志望動機を書くことができるはずです。
元気とやる気を伝える
志望動機では、その店で働くにあたり「元気とやる気があること」を伝えましょう。
「そんなことでいいの?」と不思議に感じる人もいるかもしれません。
しかし居酒屋をはじめとする飲食店のバイトは、
未経験でも元気さとやる気があれば雇ってもらいやすいのが特徴です。
バイトを始めてから覚えればいい仕事ばかりのため、知識や経験は後からでもつけられます。
逆をいえば元気がない人や親に言われて仕方なく働く人などは、
面接官に見抜かれて不合格になることもあるため注意してください。
「自宅から通いやすい」も立派な志望動機
バイトに応募する際に多い理由の1つに「自宅から通いやすい」ことが挙げられます。
自宅から近いバイト先の方が通勤も楽ですよね。
こうした理由でバイト先を選んでいる人のなかには「自宅から通いやすい」以外に志望動機が浮かばないと悩んでしまうこともあります。
しかし、通勤のしやすさも立派な志望動機になるため安心してください。
自宅から近ければバイトを継続しやすくなります。
またお店側から見ても、交通費の支払いや労働災害の可能性を抑えられるという嬉しいメリットもあるわけです。
ただし、この理由だけでは志望動機として弱いため「挑戦したい仕事だった」や「好きなお店だった」など、ほかの理由と組み合わせて使うことをおすすめします。
ホールに応募する際の志望動機に役立つ要素
次に、居酒屋のホールに応募する際の志望動機に役立つ要素を2つご紹介します。
人に喜んでもらうことが好き
居酒屋のホールで大切なのは「人に喜んでもらうことが好き」だというサービス精神です。
居酒屋を利用したことがある人はわかるかもしれませんが、入店と同時に「いらっしゃいませ!」と活気があふれる挨拶をしてくれますよね。
オーダーを取るときも明るく笑顔で対応してくれるはずです。
こうした「お客様に喜んでもらうためには何をするべきか」を常に考え行動することが求められるのです。
そのためホールで働きたいのならば、サービス精神があることを志望動機に堂々と明記しておきましょう。
元気で明るく接客できる
居酒屋のホールは前述のとおり、元気で明るく接客することが求められます。
居酒屋で働いていると良いことばかりではありません。
お客様のなかにはお酒を飲んでいて酔っ払っている人も多いです。
そのためファミレスやレストランなどの飲食店に比べ、
お客様から理不尽な扱いを受けることもよくあります。
しかし、毎回のように落ち込んでいるわけにもいかず、
すぐにほかのお客様の接客をするタフさが必要です。
もしも自分自身に「いつでも明るく接客できる」という特技がある場合にはしっかりとアピールしておきましょう。
キッチンに応募する際の志望動機に役立つ要素
続いてキッチンに応募する際の志望動機に役立つ要素を2つご説明します。
裏方として頑張ることができる
キッチンはお店を支える裏方の役割を担っています。
実際にお客様の前には立たないものの、
美味しい料理を作っておもてなしをする大切な仕事です。
しかし、料理を作るだけではありません。
食材を発注したり食器を洗ったりと、料理以外にも担当しなければならない仕事はたくさんあります。
そのため「裏方としてコツコツ仕事を頑張れる人」が向いています。
普段から小さなことでも努力できる人は、
志望動機に盛り込んで面接官に自分の魅力を伝えましょう。
料理が好き
先にも述べたように、キッチンとは料理を作ることが基本的な仕事です。
そのため単純に「料理が好き」ということも立派な志望動機になります。
ただし、「ただ料理が好き」と伝えるよりも「このお店のこの逸品料理が好きで勉強したくて応募しました」などと具体的に述べた方が印象に残ります。
また「こちらのお店で使っている食材が変わっているため、
勉強させてください」といえば業界研究をしていることが伝わるはずです。
料理が好きな人はぜひ活用してみてください。
居酒屋バイトの志望動機【例文】
最後に、志望動機の例文を4つご紹介します。
当てはまるものを参考に、自分の志望動機を考えてみましょう。
ホールを希望している場合
こちらのお店は、友人との食事でよく利用させていただいております。
料理が美味しくお店の雰囲気も素敵ですが、
何よりも接客されているホールスタッフの方々が笑顔で明るく働いているのを拝見し、私もこちらで働いてみたいと思い応募しました。
いつも帰り際に「またお待ちしております」と元気よく見送ってくださるため、嬉しくなります。
私もお客様に幸せな時間を過ごしてもらうために頑張りたいと思っています。
キッチンを希望している場合
もともと料理が好きで別の飲食店でアルバイトをしていましたが、
こちらのお店の料理がどれも魅力的だったため勉強したくて応募しました。
居酒屋の料理は大人から子どもまで幅広いお客様に喜んでもらえるメニューだと思っています。
特にこちらのお店の一押しである◯◯は、お店を利用するたびに食べるほど大好きです。
精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。
高校生の場合
こちらのお店は自宅から近く時給が良かったため、応募しました。
また、家族で利用した際に、ホールの方がお客様に対して優しく気遣いをされているのを見て、
私もここで接客の仕事を学びたいと思いました。
大学生の場合
大学のサークルの集まりで数回利用したことがあります。
その際にミスをしてしまったスタッフを全員でカバーし合っていたのを拝見し、なんてチームワークの良いお店なのだろうと感動しました。
また、ホールとキッチンも協力し合い、お客様への細やかな気遣いをされているのを感じ、私もこちらで働きたいと強く思いました。
まとめ
この記事では、居酒屋でバイトをする際の志望動機の書き方を解説しました。
志望動機を書く際に重要なポイントは「なぜこの店で働きたいのかを明確にすること」や「元気とやる気を伝えること」などです。
これらの要点をつかんで、面接官に「この人を雇いたい」と思わせるように考えてみましょう。
今回ご紹介した例文をそのまま使っても良いですが、自分の気持ちを乗せてアレンジして書くとより感情のこもった志望動機になるはずです。
ぜひ試してみてください。