仕事終わりのサラリーマンや学生、サークルやコンパなどで、盛り上がる場所といえば居酒屋は、学生アルバイトや仕事の募集雑誌などでも人気のアルバイトです。
今回は、居酒屋のアルバイトの仕事の一つ、ホールでのお仕事に関して、紹介したいと思います。
目次
居酒屋のホールでの仕事とは?
居酒屋のアルバイトの主な仕事には、キッチンスタッフとホールスタッフという種類があります。
居酒屋のキッチンスタッフとは?
キッチン(調理場)で、料理を作るスタッフの事を言います。
お客様とは直接会うことが無いので、裏方的な側面もあります。
居酒屋のホールスタッフとは?
ホールとは、お客様が、食事をする場所のことを指しています。
ホールスタッフとは、お客様が、入店した瞬間から、お帰りになるまで、お店側との接点はすべてホールスタッフとのやり取りとなります。
そのため、ホールスタッフは、「お店の顔」、「お店の看板」とも言うべき存在となります。
居酒屋のホールスタッフの仕事とは?
居酒屋のホールスタッフの開店前の仕事
居酒屋がその日、開店する前から、仕事ははじまります。
最初は、店内の掃除、店内の床や、テーブルなどを掃除します。
店の外に駐車場がある場合などは、ゴミ拾いや掃き掃除などを行う店もあります。
また、トイレ掃除に関しては、特に念入りに行いましょう。
お店の中がキレイでも、トイレが汚いお店では、お客様が不快になってしまいます。
掃除が、一通り終わったら、時間帯責任者や店長などへ報告をしにいきます。
その際に、当日の仕入れ状況などによって左右される「おすすめメニュー」などが無いかの
確認を行っておきます。
居酒屋のホールスタッフの開店後の仕事
席への誘導 と 注文取り
お客様が、入店してくると、早速仕事が始まります。
笑顔で「いらっしゃいませ」と挨拶をした後は、空いた席へ誘導を行います。
おしぼりやメニュー表を届けて、お客様の注文(オーダー)を伺います。
オーダーに関しては、すでに決まってるお客様と、まだ決めかねているお客様によって、対応が変わってきます。
決まっているかどうかは、「すでにお決まりの物はありますか?」等で確認をすると良いです。
この時、お客様によっては、「何かおすすめとかあるかい?」と聞かれる場合があるので、確認しておいた「おすすめメニュー」を伝えたり、
あるいは、当日のおすすめ等がない場合は、そのお店の人気のメニューを2,3個説明できるようにしておくと、好印象をもたれます。
すでに決まってるお客様からは、注文(オーダー)を受けます。
まだ決まっていないお客様の場合は、「お決まりの頃お伺いします。」等を言って、その場から離れます。
注文の決まってないお客様がいる場合は、声をかけられるか、手を挙げるかを待ちつつ、
メニュー表を見ているか、見を終わっているかを意識しておきます。
メニュー表を置いている場合、注文が決まっている場合が多いので、「お決まりですか?」と声をかけると良いです。
注文を通す と 配膳
注文を受けたら、注文を通します。(キッチンスタッフに、注文を伝える事を、注文を通すといいます)
飲み物の注文の場合、ビールをジョッキに注いだりする場合は、ホールスタッフがやることが多いです。
料理や飲み物の準備ができたものから、お客様へお持ちします。
熱い料理の場合は、「熱くなっているので、お気をつけください。」等を言いましょう
料理を届けた後は、ホールで待機しつつ、飲み物のグラスなどが空いていれば、追加オーダーを確認します。
「新しいお飲み物をお持ちしますか?」と聞くと良いです。
精算 と 片付け
お客様が、食事を終えたら、お会計(精算)を行います。
お見送りの際は、「ありがとうございました。」と挨拶をし、見送ります。
この際に、「美味しかったよ」や「また来るわ」など言われたら、満足していただけたという指針にもなります。
その後は、次のお客様を迎えるために、空いた席の後片付けを行って、次に備えるために待機します。
居酒屋のホールスタッフの閉店後の仕事
その日に消費した割り箸やテーブル席の調味料(塩や醤油など)を確認します。
翌日の営業が滞りなくはじめられるように、セッティングしたりなど、後処理を行って、仕事を終えます。
お店によっては、終わった後に、日報を書かせる場合や口頭で報告させる店もありますが、その際は、気になったことなどあれば報告しておくとよいでしょう。
お客様に言われたことで印象に残っていることや、失敗したことなどもあれば、必ず報告しておきましょう。
まとめ
居酒屋のホールスタッフは、お客様と直接やり取りするということで、直接評価も得られるやりがいのある仕事です。
接客が苦手だと思っている方でも、決まりごとを守っていればそこまで特殊な仕事ではないので、挑戦してみるのも良いと思います。
それでは、今回はこの辺で終わります。
参考になれば幸いです。